公開日 2020年06月08日(Mon)
3年生の化学の授業で,コロイド溶液で起きるチンダル現象を観察する実験がありました。
3年生の化学は,選択者5人で,週4時間受講しています。
3蜜を避けるために生徒が一人ずつ座っている実験台で,それぞれレーザーポインターを使って実験する予定にしていましたが,見えにくかったので,光の強いレーザー光源装置を使って,教卓を遠巻きにしながら,みんなで観察しました。
今回は,身近な食品や調味料を材料にして,
1 現象が見られるか,見られないか。
2 現象が見られた材料の中で,何がはっきり見られたか。(順番をつけてみる)
3 色が濃すぎてはっきり見えない材料は,薄めて観察してみる。
などをポイントにして観察しました。
牛乳,ジュース(りんご,ミックスジュース,マンゴージュース)インスタントコーヒー,お茶,ウーロン茶,飲むヨーグルト,カフェオレ,パック入りのゼリー(もも,コーヒー,ブドウ),醤油,みりん,酢,ブルーベリージャムを溶かした液などたくさん準備されていました。
また,線香の煙を試験管やビーカーに閉じ込めて,光を通してみました。
生徒達は,
色の薄い液体が見やすい!
色の濃い物は薄めたら見えた!
物質によっては,現象は見られるけど,まっすぐに光が通り抜けていない!斜めから見ると見える!光が屈折している!
など,実験・観察しながらいろいろ気づいたことを述べていました。
ブルーベリージャムを溶かした液はこんな感じで観察できました。