公開日 2021年09月02日(Thu)
ALTのジェームズ先生が,2年間の任期を終えて8月初旬に母国へ帰られました。
日本文化に興味を持たれていたジェームズ先生は,都合のつく日には茶道部の活動にも参加してくださり,お茶のお稽古を一緒にしたり,イギリスの話や,芸術,音楽について話をしたりして楽しい時間をすごさせていただきました。
春には,ポットとお茶碗を持参して,校門横の桜を見ながらプチお茶会をしました。
ジェームズ先生が大好きで,別れが名残惜しい茶道部員達は,7月末に3回にわたって,お別れ会を企画しました。
1回目は1学期最後のお稽古日。「最後のお稽古!」と言ってみえたジェームズ先生と5人の茶道部員は,最後のお稽古を楽しみました。
2回目は,終業式の午後。普段はもちろん制服でお稽古していますが,ゆかたを着てお茶会をしました。部員はこの日のために自宅でゆかたを着る練習をしたそうです。
(残念ながら写真がありません)
3回目は中学生の1日体験入学の午後(7月30日)。
この日はジェームズ先生と「スイカ割り」でお別れ会を企画し,みんなで楽しみました。
一人目で,亀裂は入ったものの,棒が細かったせいか,残りの部員4人が目隠しをして順番にチャレンジしましたが,なかなか割れません。
最後にジェームズ先生が挑戦して,ついに割れました。
割れたスイカは,みんなで美味しくいただきました。
スイカをいただきながら,「スイカ割りなんて計画した茶道部員は今までいなかったでしょう!?」と部員は言っていました。
確かに学校でスイカ割りするところなんて初めて見たように思います。
それぞれの贈る言葉で別れの会はおしまいにしましたが,それでも名残惜しい人々は最後に記念撮影してお別れしました。
いろいろな思い出と元気をいただいた夏となりました。
ジェームズ先生お元気で!イギリスでのご活躍をお祈りしています。