公開日 2019年09月18日(Wed)
1年生の5限目の 『産業社会と人間』 では,本校を卒業した先輩をお招きして講話を行っていただきました。
本日私たちのためにお話をして下さった先輩は,現在,枕崎市消防本部にお勤め。野球部のOBなんです。
高校生活や野球部の寮で仲間と一緒に過ごした思い出,なぜ消防士を目指すことになったのか,そして消防士のお仕事などなど,とてもわかりやすく熱心にお話して下さいました。
実は,先輩は高校を卒業してストレートで消防士として採用されたわけでなく,採用試験に合格するまでの間,自衛隊員として勤務された経験もおありで,大変ご苦労なさったそうです。
自衛隊の毎日の過酷な訓練に絶えながら,「いつか絶対に消防隊員になってみせる!」という強い決意を胸に秘め,なんと懐中電灯の明かりだけを頼りに,毎日夜12時まで消防士採用試験の勉強を続けたそうです。
消防士になることを夢見ながら,採用試験にトライして4回目,ようやく念願の枕崎市消防本部に採用されたそうです。その喜び様は,みなさんも想像できますよね!
ご講話の最後には,先輩から 【ア】進路は真剣かつ早めに考えておいて欲しい。(資格や受験方法なども調べておくこと。) 【イ】失敗してもくじけることなく,努力し続けてほしい。 【ウ】笑顔で挨拶してほしい。よく挨拶をしてくれる人は,話かけやすいから。 【エ】普段からメリハリのある生活をしよう...この4点をメッセ-ジとして私たち後輩に向けていただきました。
時にはユーモアを織りまぜてお話しして下さったり,私たち後輩たちからの質問にも丁寧に答えて下さったりなどなど,とても楽しく講話を聴かせていただきました。先輩,また機会があったらまたぜひ枕高に遊びに来て下さいね。ほんとにホントにお待ちしていますからね。本日は,お忙しいなか,ありがとうございました!!