公開日 2019年09月24日(Tue)
今日の4時間目は枕崎警察署から講師を派遣していただき,交通安全教室がありました。
講話の後,DVDの視聴がありました。
事故で家族を亡くされた方の
「通学路を一緒に歩きながら,交通安全について充分に話をして,それを守っていた娘が誕生日に交通事故で亡くなった。家族で楽しく過ごすはずだったいろいろな区切りとなる行事が過ごせない。楽しいはずの誕生日が自分にとっては,つらい日となっている。日にちがたって癒やされるものではなく,自分の命がつきるまでこの思いは消えません。」
「家庭の太陽のようだった息子(次男)が,ながらスマホのトラックにはねられて帰らぬ人となった。こんな理不尽なことがあって良いはずがない。長男が亡くなった息子と一緒にいて,事故の一部始終を目撃してしまい,いろいろな感情を抱えながら我慢している。この息子の心に寄り添って生きて行こうと思う。」
という話や,事故を起こしてしまった人の
「近いから大丈夫。酔っていないし。と飲酒運転をして自転車と接触し死亡事故を起こしてしまった。ぶつかったあのときの音が頭から離れない。実刑となり遺族にも謝りに行けない。家族にもつらい思いをさせている。」という話。
自動車を運転する上でぜひ気をつけて欲しいこと,周りの人が気遣って欲しいことなども学ぶDVDでした。
現在,単車や自転車での通学生が40名弱おり,多くの3年生が高校卒業時に自動車の運転免許証を取得します。
交通安全について,真摯に考えることができたのではないかと思います。
交通委員長の生徒が,お礼の言葉を述べて終了しました。今日学んだことを明日からの行動で示してください。